カンタンに手に入る感動は、ちょっとモノ足りない。
24時間あったら何ができるでしょうか⁇
こんにちは。西荻窪美容室ROSSO店長 西澤です。
飛行機なら東京から真裏のブラジルまで行けそうです。
カットなら何人切ってあげられるでしょうか。
山ならだいぶ奥地まで行けそうです。
遅めの夏休み頂いて、小笠原 父島へ行ってきました。
船で24時間…。都知事以外はみんな船でしか行けません!
最短でも、5泊6日!
しかも、電波&Wi-Fiも無い全くのオフライン!
飲んで、寝て、もまだまだ海の上(笑)。
予想よりもはるかに快適な船旅。移り変わる海の風景を眺めながら、潮風にあたる〜。
何もしない時間もたまにはご褒美です!
到着後初日はバイクでビーチを回ります。
もう、ハイテンション‼︎
真っ青な海に、満足の初日。
小笠原2日目。念願だった南島へ上陸。
真っ白なビーチに手付かずの世界自然遺産に感動。
ボニンブルーと称される水深1,000mの濃い青色。
ビビながら素潜りで必死にイルカを追いかけて、水族館みたいな魚達に夢中です。
今回お願いしたツアー会社です。船も大きく、ガイドさんは全員女性でした!
そして夜は、波の音がする海辺の宿で星空を眺めています。何もかもが、リセットされる楽園です。
3日目はトレッキングの山ツアー。
固有種が多い小笠原 父島の山にはガイドツアーに参加しないと入れません。
往復9kmで、島の端にある、ちひろ岩の断崖絶壁を目指します。
希少な固有種や生物を教えてもらいながら登ります。
戦前、戦時中の島の生活にも触れ、本土から持ち込まれた植物や道具もそのまま残っています。
最高の天気で、青空と、深い海のブルーに感動!
ガイドさんの熱心な説明に感心。ガイド歴13年のベテランでとっても詳しかったです。
ボニンブルーシマ シマちゃん!おすすめです!
最終日
小笠原のフナァーレは盛大なお見送り。
島民、ツアーガイドさんが船で沖合まで見送ってくれます。
さよならではなく、「行ってらっしゃい!」
思わず、ジーンときちゃいました。
人生節目の歳の長旅。
小笠原はしがらみや、考え事を、一旦リセットしてくれました。
海はどこまでも深く透き通っていて、想像を遥かに超えていて。
最近の旅は、ガイドブックやブログの、誰かの情報の焼直し。
得られる感動はやっぱり、いつも想定内。
忙しなく、計画をこなす旅には予定通りにやり切ったという、達成感の方が強くなっていました。
そんな旅に飽きていた…!
島の時間に身を委ね、イルカを追いかけていたこの数日。
予定通りならない天気や、予定以上の体験。全ては、自然任せ。
自分の力ではどうにもならない状況で、感動感度が高まる。
- 5泊6日の休みをもらえた事。
- 台風なく、船が無事に出航した事。
- 滞在中の完璧な青空。
- イルカに出逢えた事。
- 山にみんなで登った景色。
- 沢山の人に出逢えた事。
- …。
いくつもに、当り前に感謝できる。
頭の中がクリアーです。
「カンタンに手に入る感動は、ちょっともの足りない。」
船内で流れていた小笠原のPVにあった言葉。
まさしく、そんな島でした!
ogasawara vo1 海編
ogasawara vo2 トレッキング編
ogasawara vo3 おがさわら丸編
ogasawara vo4 お見送り編