ダメージレスで傷ませずに柔らかく髪質に合うストレートパーマをかけるなら西荻窪ROSSO
こんにちは😃
西荻窪にある、ROSSOのスタイリスト 佐藤まゆみです。
ストレートパーマについて
クセ、うねり、ボリューム…なんとかしたい❕
そんなお客様のクセについてのお話しと、ストレートパーマについて
お話ししたいと思います😊
⚠︎薬剤の話、癖の見極め方、仕上がり写真等すごーく長いブログになります 休みながら見てくださいね👀✨
こちらはウェット時の自然な状態の写真です💡
お客様は、初めてのご来店で
1年前にストレートパーマをかけていて
3ヶ月に一回カラーリングをしたそうです✂︎✂︎
ストレートパーマをかける前に
濡れた状態でクセの種類を見分けます💡
⚠️💡💡💡クセの種類は色々あります💡💡💡⚠️
クセの種類
- 波状毛
日本人に最も多いのはこの波状毛
梅雨時期に髪の毛のボリュームが出たり、うねるのが特徴です💡
- 縮毛
細かく縮れたくせ毛
黒色人種に多く、縮れが強いのが特徴です💡
- 連球毛
ストレートのようで、髪が一定間隔で太くなったり細くなったり数珠状になっているくせ毛
ストレートにすることが1番難しいという特徴があります⚠️
- 捻転毛
髪が縄のように捻れた状態のくせ毛
髪のごわつきやスタイリングのしにくさを感じるとこのタイプのくせ毛である可能性が💡
連球毛と同じく、ストレートの効果が得られにくく難しいという特徴があります💡
くせ毛の原因
くせ毛の原因は
先天的原因と後天的原因の2つに分けられます💡
先天的原因
いわゆる 遺伝によるものはこれ💡
両親がくせ毛だったり、おじいちゃんやおばあちゃんがくせ毛だったり…。
くせ毛の原因である、毛根の形、髪の内部のタンパク質のバランスを遺伝で引き継いでいる
後天的原因
ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れなどによるダメージによるもの💡
クセ毛の見極め方
髪の成分はコルテックスと呼ばれるケラチンタンパク質で出来ています。
くせ毛は髪を構成するタンパク質の結合の変化で起こります💡
乾いているクセ毛を濡らすと特徴が出るので一度ウェットをして髪の状態を見ると見極められ、使う薬剤が決まります✨
濡らしてクセがそのまま出る=シスチン結合が影響している
濡らしてクセが伸びる=水素結合が影響している
髪のタンパク質の結合方法は全部で4つありますがそのなかで
水素結合とシスチン結合とイオン結合
が代表的な結合です。
そして、パーマの薬剤はこの3つの結合を利用してでつくられていて
薬剤の力で結合を切断し、ストレートや縮毛矯正の施術後に結合を元に戻すという作業がかならず必要になります。
この結合をしっかり戻すことが大切💡💡💡
これらがうまくいかないとパーマがとれやすくなったり、ダメージ、切れ毛、水分不足につながります…💔
水素結合タイプのくせ毛は180度以上の熱を与えることで水素結合を切断することができるので、ヘアアイロンが有効💡
シスチン結合タイプのくせは薬剤でしか結合の切断再結合はできないのでストレートパーマが有効💡
今回のお客様は
濡らしてもクセがそのまま出る
どういう事かというと
タイプで言うと波状毛。
ご両親ともにクセがあるのでクセの原因は先天的原因。
シスチン結合が影響しているくせ。
3ヶ月に一回のカラーリングによるダメージが少々。
このようなクセ毛に対しては
低アルカリ、高還元の薬剤を選びます💡✨💡✨
一人一人の髪質などを見てしっかりカウンセリングし
どんな薬剤が合うのか選び施術を進めさせて頂いております😌
ウェット時のビフォー、アフター📷
低アルカリ、高還元って何?
と思ったお客様💁♀️もいますよね🙄
そもそも、、、。
パーマやストレートパーマ、カラー
など髪の形や色を変える為には2種類の薬剤を使って施術をしているのですが
1剤(還元剤)で髪の結合を切り
2剤(酸化剤)で再結合させて
形を作ります💡
代表的な還元剤は7種類あり
1 チオグリコール酸
2 システイン
3 システアミン
4 チオグリセリン
5 サルファイト(亜硫酸ナトリウム)
6 GMT(モノチオグリコール酸グリセリン)
7 スピエラ(ラクトンチオール)
ROSSOのストレート時に使用する還元剤はその中で4種類💡
- チオグリコール酸アンモニウム
いわゆる「チオ」呼ばれ
アルカリ性で還元力があって作用が安定しているけどパサつきやすいのが弱点です。
弾力があるメリハリのあるウェーブを形成し
一度かかるとパーマの持ちが良く、しっかりとした強いカールが出るので質感にやや硬さを感じやすいです。
アンモニウムは揮発性が高く、刺激臭があるのですが、結果的に毛髪に残りにくいので残臭がしにくいです💡
- システイン
昔からお馴染みの「シス」💡
健康毛はかかりにくい、、、。
phの高さからカラーの退色が大きくなりやすい。還元力が弱いので、弾力を出すための前処理剤として使用される事もあります。
チオグリコール酸よりも還元力が弱く矯正する力が弱いが、柔らかな質感が特徴💡
大抵の場合はチオとミックスしてチオシスとして使用されます〜。
- システアミン
弱酸性~微アルカリ性でありながら高い還元力を持ち分子量が小さいことから低アルカリで、毛髪を軟化させずに浸透するためダメージを最小限に抑える事ができます💡
柔らかいカール・ウェーブ形成が特徴でソフト系〜ハード系まで幅広くあります。
デメリットとして刺激臭が残ることが挙げられます( ; ; )
- GMT
酸性領域で働く還元剤。最近流行りの酸性ストレートとはこの薬剤です。
軟化しない分、癖が伸びにくくなるのでアイロンでのテクニックが必要になる、、。アルカリダメージはすくないです💡
加温しないとウェーブの形成力は弱いが、ダメージもカラーの退色も少ない💡
スピエラと似た性質と使い方をするが、スピエラよりもややドライでハリコシが出ます。
酸性領域のチオ系のイメージです。
システインほどの還元力をもち、毛髪を膨潤させずに還元するため手触りやダメージをかなり抑える事ができます。
アルカリが高いとはどんな事かと言うと
(余談が入ります 笑)
12年以上前、入社したばかりの時
ストレートパーマの薬剤の香りが強すぎて、、お腹がよく痛くなってました。
そう、この当時の縮毛矯正剤はほとんどが
高アルカリの薬剤で
アルカリが強いとにおいが臭い、、。
そして、薬剤を塗布して時間を置きすぎるとダメージが、、。
私たちがシャンプー台で薬剤を流す前に、お客様の襟足の髪がシャンプー台に当たって変な形がつかないように、シャンプー前に薬剤をコームでとってから流していたなあ〜。
それだけ⚠️危険な薬だったイメージで
仕上がりは、パキッとしたストレートに!
昔中島美嘉さんがウルフヘアにしていたとき、友達が真似してパッキパキのストレートをかけてウルフヘアにしたのですが、翌日パーマ液の臭いが強すぎて、、毛先がジリついてダメージしていてビックリした記憶があります🙄
高還元とはどんなことかと言うと
還元値とはカール形成をする力を示す指数
還元剤がどのぐらいの濃度で入っているかを示したもので濃度が高ければ還元値は高くなり、カールを形成する力が大きいと言う事になります。
簡単に言えば、カール(形)がつくには高還元が条件に入りますね👀✨
以上の点をふまえると、、、。
髪質に合う薬剤選びと私たちのテクニックがとても大切になるのがストレートパーマですね
今回は
低アルカリ 高還元の
アリミノさんのクオラインシリーズの250と
ボヤージュUNLIMIT STRAIGHT EXを混ぜて
少し130を混ぜた薬剤でじっくりゆっくり薬剤を反応させて、施術させていただきました🙇🏻♀️
ちなみに、カットからストレート、仕上げまでトータル施術時間3時間30分でした😌✨
仕上がりはこちら💁♀️
金額は
カット¥6,300
ストレートパーマ¥14,700
total¥21,000+tax ¥23,100
ご来店ありがとうございました😌✂︎💡
ストレートとノンジアミンカラーのお話しはこちら💁♀️
髪を傷ませない、ノンアルカリカラーと低アルカリストレートパーマのボブ❤️
是非西荻窪 ROSSOでお待ちしております💡
スタイリスト 佐藤まゆみ🌹Sato mayu