ROSSO下北沢のカラーの変態が語る『ブリーチカラー』のあれこれ!失敗しないテクニックとかデザインとか。。。
冬がいよいよ目の前まで来ていて寒いのが苦手な僕としてはちょっとビビってるROSSO下北沢のカラー博士、又の名をカラーの変態こと南壽タケルです。
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寒い時期は洋服が暗い色使いになってくるとおもいます。そんな冬に僕がオススメするのは結局、、、
ズバリ!
ブリーチカラー(ダブルカラー)
やはり夏はブリーチカラー(ダブルカラー)のオーダーがグンっと増えます。うん、気持ちはとてもわかります。花火大会、音楽フェス、海、海外旅行、、、とか。イベントがたくさんあるからそりゃー少しくらい背伸びして明るい髪型にしたくなりますよね。写真にも残りますしね。
しかし冬は冬で洋服が暗くなる分、僕としては明るいカラーリングを結局オススメしちゃいますw
そんなブリーチカラー(ダブルカラー)、普通のカラーに比べて美容師の技術がかなり問われます!(本当にw)
お客様からすると、、、
《前に失敗してトラウマがあるけど失敗しない?》
《上手いブリーチカラー(ダブルカラー)って?》
《綺麗に抜ける方法って?》
《痛まないの?》
《デザインって何があるの?》
いろんな疑問点があると思います。
実際ブリーチカラー(ダブルカラー)って塗り方1つで結構差が生まれるんですよ。
なので数ある都内の美容室の中でもブリーチに関してはこだわりの強いこの僕が、このブログで僕が考えるブリーチカラー(ダブルカラー)のあれこれを簡単にまとめていきたいと思います。
項目はざっくり2つ、
失敗しないための薬の選定&頭皮が痛くならない上手い塗り方
ブリーチカラー(ダブルカラー)を使ったデザイン提案
こんな感じかなと。。。
まずは、
失敗しないための薬の選定&頭皮が痛くならない上手い塗り方
皆さんのブリーチカラーの1番の心配ポイントは何より髪の痛みだと思います。痛んでしまっては切れ毛が多くなったり、パサついたり、色がすぐ抜けたり、パーマがかけれなかったりと様々な問題が生じてきます。僕ら美容師としてもできるだけ髪の毛を痛ませたくないんですよね。できるデザインのバリエーションが狭くなってしまうので。
そこで登場するのが今や知ってる人も多くなってきた、
ファイバープレックス!
今やROSSOはもちろん、業界には無くてはならないものとなりました。ブリーチ剤にファイバープレックスという薬を入れてあとはいつも通りブリーチするだけ。いままでのブリーチの94%痛みをカットできちゃうんです。(嘘だぁ〜、って思うじゃないですか。これが本当なんです!)今では上記の写真のようなファイバープレックスが既に入ってるブリーチ剤も登場しました!
なんで痛まないかというと科学的な事なのですが、ジカルボン酸という成分が⚪︎#*@%△※。。。的なw 文面での説明は難しいですね。
とにかく本当に痛みません!(※94%ダメージカットなので全くの0ではありません。)
そしてこだわりの塗り方、、、
しっかり量を塗布してペーパーやアルミ、コットンを挟み地肌につかないようにする
これが結構大事!
塗布量は多めの方が確実にしっかり抜けてくれます。ただ、ブリーチ剤の特徴として薬が膨張して熱を持つんです。薬が地肌に付いちゃうとその刺激でしっかり時間が置けないんですよね。ブリーチの放置時間は大体30分〜40分。早めの段階で地肌に付くと放置時間が苦痛になっちゃいます。経験ある人もいると思います。ヒリヒリしますよね。
頭皮が痛くなるのは美容師側のブリーチの塗り方がかなり関係しているので、僕としてはブリーチで頭皮が痛くなるというのはあってはならないと思います!
それを解決させるために僕はペーパーやアルミ、コットンを髪と髪の間に挟ませます。髪と髪の間に空間ができて薬の膨張を最小限に抑えてくれます。さらにはアルミであれば薬を密閉させれるので薬のチカラが分散されずしっかり抜けてくれます。
最近だと僕はコットンを使ったブリーチ方がおすすめです!1番頭皮に付きづらくしっかり時間をお置けるからです。
↑こんな感じ!
赤く示している部分を見てもらうとわかると思います。根元に空間ができて地肌に付いて無いです。
後は最近だと、僕は温めるソーラーも使いません。
確かに温めると薬剤の効果は上がりしっかり脱色してくれるのですが、その分膨張が激しくなり更には薬剤が水っぽくドロドロになるケースもあります。そうなってしまうと頭皮に付いてしまい長く時間が置けなくなります。それらを防ぐ為に最近はもうソーラーは使ってません。
ブリーチの抜け具合でこのあとに入れるカラーの透明感やデザインの幅がグンっと変わってくるのでこの段階でのこだわりが何より大事です。丁寧にこだわりを持って塗ると少し時間はかかるんですが、その手間の分綺麗なブリーチが必ずできます!
ブリーチはある意味抜けてなんぼ!
出来るだけしっかり時間かけて色を抜きたいです。
こんな感じでブリーチできたら後はセカンドカラーで綺麗な色を入れればオッケー!セカンドカラーの薬剤選定もかなり大事なんですが今回はブリーチの話のみでw語りだすと止まらないので。。。
ここからは僕のブリーチカラーのデザイン提案をしたいと思います。
普通に染めるのが嫌な僕は色々染め方も日々研究しています。
ブリーチカラー(ダブルカラー)を使ったデザイン提案
沢山デザインはあるので、カテゴリごとに分けて紹介します。
まずは、
シンプルに染めたカラーリング。
パターン1
ブリーチ後、3色のシルバーを使って染めたシルバー。3色のシルバーをハイライト(筋カラー)を使って入れることでただのシルバーでは無く立体感のあるシルバーに仕上がります。
パターン2
ブリーチを2〜3回して白っぽく抜いたあと、薄いブルーバイオレットをいれたホワイトカラー。
ここまで行くと誰とも被らない唯一無になカラーリングですね。仕事によってはできない人のほうが多いと思いますが、死ぬまでに1回ぐらいしても良いかな〜って方はやってみてもいいかもしれないですね。
パターン3
この3つは『原色』で染めたカラーリング。
オレンジ、ピンク、赤、、、かなり個性的にはなります。
ただ洋服と色味を合わせてみたり、メイクと合わせたりしたらオシャレ度はグンっと上がります!下北好きな若い子とかは好きなんじゃないでしょうか!?
カラーバリエーションなんていくらでもあります!
カラーはイマジネーション!ぼくはそう言っていますw
続いては、、、
アンブレラカラー
アンブレラ=傘。傘のように上から違う色を被せるカラーです。
↑こんな感じ。
これは内側が濃いピンク、表面が薄いピンクのアンブレラカラー。
表面の毛を内側より薄い色でカラーリングをすることで2トーンのデザインになっています。グラデーションっぽくも見えてくれます。
ピンクで紹介していますが、どんなカラーでも対応可能です!
個人的にもこのカラーリングはとても好きですね!
施術に時間もさほどかかりませんし。
うん、可愛い!
次に、
裾カラー
一昨年から去年にかけて大流行したグラデーションカラー。
今年に入ってやる方は減ってきた気がします。
時代の流行り廃りって怖いですね〜。。。
そんなグラデーションカラーに飽きた方に次なる提案!
それが裾カラー!
オススメです♪
パターン1
毛先2㎝ほどをブリーチして金髪のまま残した裾カラー!
前から見るとこんな感じ。
毛先のポイントがあるだけでグンっとオシャレ度がアップしますね!
個人的にすごく好きです。
なんとなく裾カラーというモノが分かりましたか?
毛先=裾
ブリーチ&カラーで毛先だけ違う色に染める裾カラー。
裾だけっていうのがポイントなんですよね〜
この幅が広いとダサくなっちゃうんです。。。
ロングヘアの方がやるとこんな感じ。
パターン2
毛先にピンクをいれました。
アイロンで巻いてあげればすごくかわいいです!
これからの暑い時期、写真のようにポニーテールにしても抜群にオシャレですね!
さらに。
パターン3
くしゃっとかけたパーマの毛先にグリーンを入れた裾カラー。
ブリーチするのも毛先だけなのでダメージもさほど気にならないかなと思います。
パターン4
ボブでやるとこんな感じ。
毛先にピンクバイオレットを入れた裾カラーです。全体のカラーもほんのりピンク系で染めているので完璧にマッチしています!
ざっくりこんな感じかなと。
ブリーチカラーが自分自身とても好きなんですが。
僕は特に女性にブリーチカラーはしてほしいなと思います!
なぜなら理由はただ1つ、、、
モテるから!!
あくまで僕個人の意見ですけどねw
日本人は地毛が黒いので出来るカラーバリエーションがそもそも狭いんですよね。そこを1回ブリーチするだけでカラーバリエーションがグンっと広がるのでやって損はあんまりないと思います。
海外セレブやアーティストって綺麗なブロンドヘアじゃないですか。あれって地毛ではなくてちゃんと染めてあの色にしてるんですよ!?なぜならその方がモテるから!
日本なら尚更!黒髪の中に明るい髪がいれば目立ちますし、そのカラーが綺麗で似合っていれば最高ですよね!絶対モテます!
是非、ブリーチカラーに挑戦してみませんか!?
ROSSO下北沢のカラー博士の南壽タケルがご相談乗りますよ♪
インスタグラムに僕のデザインしたヘアスタイル等をまとめてもいるのでよかったらそっちも覗いてみてください♪