ROSSOを代表してヘアショーをしてきました✂︎僕にとってのヘアショーとは?
先日ROSSOを代表してヘアショーをしてきました、ROSSOクリエイティブデザイナー南壽タケルです。
インスタ←日々のデザインの記録はインスタから。
ヘアショー
ってたまに美容師さんの口から聞くことってあると思うんですが、美容師以外の方からすると一体どんなことをやっているのか全然わからないと思います。
その、ヘアショーがどんなものなのかというのを少しでも分かってもらえたら嬉しいので、先日僕がステージに立ってきたときのレポートをブログに書き留めておこうと思います。
今回は都内の5つの美容室がショーを行いました。まず言えるのは、何百、何千、何万とある美容室の中からこうやってヘアショーの舞台に立てること自体がとても貴重な事です。なので、やるからには良いショーにしようと思いますよね当たり前に。
そこそこのヘアショーやっても何も得れないし、もうヘアショーと場に呼ばれないかもしれない。
2ヶ月ほどかけての準備、
ヘアショーに協力してくれるモデルさん
モデルさんのヘアデザイン
モデルさんに着せる衣装
ヘアショーの構成
など。。。
今回のステージでカットするモデルさんは街で声をかけた学生さん。
声をかけたときはこんな感じ。
このモデルさんに似合いそうなヘアデザインを考える。
デザインカラーを施して、短い前髪とか似合いそうだな〜。
このモデルさんでこういうヘアデザインならどんな衣装が良いかな〜。
今回はヘアショー会場が元々は工場として使われていた場所だったので、作業着の延長にある「デニム」で行こうと話し合い。
ヘアショーの構成はどうしよう。。。
去年のクリスマスシーズンに、お店にきていただき生のギター演奏をしていただいた「二宮楽さん」。今回のショーはそんな楽さんの生演奏をBGMにやろう!と、オーナーの提案。
などなど、、、
そんな計画をしていると準備期間なんてあっという間にすぎて行きます。協力してくれた後輩のアシスタントのみんなには感謝しかないです。
そして当日。
13分という時間の中で、たくさんの観客に凝視されながらカッコつけてステージ上でモデルをカットしていきます。
こんな感じに。
ROSSO西荻窪統括マネージャー「藤川さん」。Sete店長「河内さん」。と一緒に肩をならべてやらせていただきました。
その仕上がりがコレ。
短い前髪にシャキンと動かしたボブがカッコイイデザイン。
このモデルさんにとても似合っています。
「モデルに似合う」、これってとても重要な事で、ヘアショーだからといって大げさに奇をてらった事をすればいいわけじゃありません。似合ってるからこそ会場のお客様たちに感動されますし、何よりモデルさん自身が気分が乗ります。いやいやな髪型にされてもモデルさんの表情は曇るだけですからね。
もう一人のモデルさん。
髪型から衣装まですべて白で統一してデザインしました。
こちらもバリバリに似合ってます。
1つ言える事。。。
ヘアショーをやったからといってサロンワーク(普段のお店での仕事)に直接結果が付いてくるわけではありません。お客様が急に増えるわけじゃなければ売り上げがグンっと伸びるわけでもありません。ただ、やった人にしか得られない経験値は計り知れないです。ヘアショー自体もそうですが、そのヘアショーのために費やしてきた「準備」の時間が何よりの経験値です。絶対的に「上手く」なりますし、「ヘアデザイン」という事に対して他の美容師さんに比べて圧倒的に敏感になると思います。ヘアショーをバリバリこなす美容師にヘタな美容師はそういないと思います。
ここ2年で4回のヘアショーを経験している僕としては自信をもって
僕にデザインさせて頂ければ120%満足させます
と言い切れます。
どんな髪型だっていいです。なんなら白髪染めでもいいですし坊主だっていいです。どんな方、どんなデザインでも必ず満足させてみせます。
それはヘアショーを始め、雑誌の撮影やセミナー講師を担当させて頂いているという他とは違うスペシャルな「表現者」だからです。付加価値と言いますか、髪型というデザインをする上で僕だからこそできる深みや厚みのあるデザインができると思います。
なんか熱く臭い感じになっちゃったのでまとめはこんな感じでw
ヘアショー。。。うん。楽しかった!どんどんやりたい。
来月もまたヘアショーが控えているのでバッチリ頑張りたいと思います。
インスタ←日々のデザインの記録はインスタから。