僕をあなたの人生に『髪の毛』を通して携わらせて欲しいです。ROSSO下北沢の僕とイメチェンの軌跡。
夏の暑さ、それに反する冷房の強さ、、、これらにお腹を崩しがちなROSSO下北沢の南壽タケルです。インスタ←日々のお客様の記録はインスタから。
髪を切ったり染めたりパーマかけたり、、、そんなことをするのが美容室。そんなのまぁ当たり前のことですが。
けど、美容室に行くということは、そこの美容師にあなたの人生の一部を任せるという時間だと思ってもらいたいなと僕は考えています。
とても臭い考えではありますが、髪を切るって絶対何かその後変わるじゃないですか。
・悩みが解消されたり。
・いい出会いがあったり。
・仕事がうまくいったり。
・おもわず自撮りしちゃったり。
髪切って悪いことなんて1つもないとおもうんですよ。(※切った美容師がよっぽど下手だったら話は変わってきますが。。。)
1人の美容師としてはお客様と1回こっきりの付き合いは寂しい話です。是非とも通ってもらって、その方の人生に付き合えるような美容師になりたいな〜と思ってます。
・就活があるから南壽さんとこ行こう。
・好きな人を振り向かせたいから南壽さんとこ行こう。
・嫌なことあったから南壽さんとこ行こう。
・結婚することになったから南壽さんとこ行こう。
・音楽ライブあるから南壽さんとこ行こう。
そんな、人生のターニングポイントになるような美容師になりたいですね。
まぁ、僕の考えはこれくらいにして。
ここ数年僕の元に通ってくれている1人の女の子。その子のイメチェンの軌跡を紹介しようかなと思います。なんでその時それにしたのか。その時何を話したか。そんなバックグラウンドストーリーもちょっとずつ紹介します。
〜ROSSO下北沢の僕とイメチェンの軌跡〜
○初来店日
「前髪がきりたいんです。」と言ってきたので短くスパッと切ってあげた初回。カメラを向けると恥ずかしがって笑ってた。好きなアーティストの話をしたな〜
○来店2回目
短い前髪はそのままに全体を動きのあるボブにカット。前回同様カメラを向けると笑ってそっぽを向くw笑うと手を口に当てるのがクセかな?
○来店3回目
「インナーにシルバーいれたいです。」とこの時初めてブリーチでデザインカラーをしてあげた。
○来店4回目
評判がよかったのか、今度はインナーだけではなく全体をシルバーに。おまけにバイオレットのハイライトもいれた。この時はたしか夏フェスに行くからこれにしたな〜
○来店5回目
夏フェスの紫外線で色落ちしちゃってたからこんどは濃ゆく全体をバイオレットにしてツヤツヤに。この写真すごく笑ってるなw
○来店6回目
「バイオレット飽きましたw」と言われ心機一転、全体を赤にした秋。これも似合ってたな。
○来店7回目
「また前みたいにシルバーにしたいです。」と言われた冬の頭。赤とかバイオレットとかやってるとシルバーって難しいんですよ。けどどうしてもっていうから頑張ったよw
○来店8回目
前回のがお気に入りでこの時は前と一緒。
○来店9回目
「前髪伸ばそうかなっておもってるんですけど。。。」と、トレードマークだった短い前髪を伸ばし始めた回。僕は猛反対したんですけどねw
○来店10回目
職場に暗くしてきてと言われたが、結局青にした回。職場に呆れられたらしいw
○来店11回目
青が落ちてきて全体的に緑っぽくなっていたのでそれを生かして綺麗なグリーンに。「いつもお気に入りですけど緑1番かもです!」と言ってくれた。
○来店12回目
「職場にいい加減にしろと言われましたw」とこの日明るいカラーリングに終止符が打たれる。ボブも今までで一番短くシンプルなボブに。もはや今ままで色々やってきたのでこれが1番新鮮だった。
○来店13回目
「ウルフで髪明るくしたいです。」と言われたが、冷静に「長さもちょっと足りないし明るいカラー怒られるでしょ」と対応したこの時。けど彼女の気分はわかったのでウルフ風のカットで全体もすこし明るくしてあげました。
とこんな感じですw
その時その時の会話も覚えていますし、なんでその髪型にしたのかも鮮明に覚えています。
こうやって彼女のその時その時のイベントや職場事情、気分や洋服、それらとともに彼女の髪型をデザインしてあげる。これが何よりの美容師としてやりがいです。
帰る時には「次どうしよっか?」と次の話ができるのもうれしい限りです。
彼女だけじゃなく通ってくださっている全てのお客様のことはしっかりおぼえてますよ。「よくおぼえてますね!?」と言われますが、おぼえていますw
美容室に行くというのはそこの美容師に「人生」の1部を託すということ。逆をいうと美容師はお客様の人生の1部に携わっているという気持ちでカットしています。
美容師をやっている僕が胸張って言える事、、、
美容師って楽しい!
南壽タケルでした。
インスタ←日々のお客様の記録はインスタから。